リカちゃん、虹のナナちゃん、セキグチモンチッチ、オオイケラブドール・アンアンティークビスクドール

2019年7月21日

52年前、1967年昭和42年生まれの私つき子はタカラリカちゃんと同級生です!リカちゃんの誕生日は5月3日 おうし座、私はつき子はふたご座です。私がリカちゃんを買ってもらったのは多分、4.5歳の頃、2代目リカちゃんだったと思います。リカちゃん人形はもとより、リカちゃんハウス、リカのママ、ふたごの赤ちゃん人形も持っていて、さんざん遊んだ記憶がありますが、なぜか、今手元にいる子は、シバ製作所の虹のナナちゃんのみ⁉︎ 昭和の女の子の必須アイテム、ファッションドールについて綴ります。


 

【虹のナナちゃん】

このワンピはたぶんリカちゃんママのワンピ⁇

このナナちゃんはユニークな作りで、背中の四角い窪みを押し込むと首、両手、腰をツイストさせて動くので、友達とお人形遊びする時にとても表情豊かに、お喋りをさせながら、ゴッコ遊びが出来るので、私のお気に入りでした。結局リカちゃんファミリーは親戚の子におゆずりしたのか?どうしたのか?思い出せませんが、今回ブログに記事として上げるのに、物置を引っ掻き回して探したら、出てきたのがこの、シバ製作所の虹のナナちゃんでした。




 

【セキグチモンチッチ、オオイケラブドール・アン】

そしてナナちゃんと一緒に物置から出てきたのがこちら、1970年代一世を風靡したぬいぐるみ、セキグチ モンチッチ!


今でも人気は衰えず今年45周年を迎え、新たな仲間達も続々世に出ております。こちらは当時の初代モンチッチです!

ヒツジを抱いている大きい子は少し後で買ってもらった記憶があります。

セキグチにはジェジェという子も居てそちらも当時大抵の女の子は持って居ました。私の子はジェジェより少しおすましさんなキャラクターのオオイケラブドール・アンです。この子も当時人気の抱き人形でした。今でも手ともに置いてたいせつにしています。

【アンティーク・ビスクドール】

実は私には、ちょっとしたドールコレクションがあります。今は資金が無いため新たなドール様はお迎え出来ないのですが、ヤフオクやセカイモンなどから迎えたドール様が数名居ります。こちらのブログとは少し趣きが違ってしまうので別ブログに上げようかなとも思って居ますが、1977年頃に日本でも西洋磁気製の人形、アンティーク・ビスクドールのブームがありました。ちょうど上記のセキグチのジェジェやモンチッチなどと時期も同じ頃の事です。

当時既にマニアの間では、相当なお値段が付く生粋の西洋骨董で、現在もテレビの鑑定番組などにで出てくると、数百万円の値が付く物もある人形達です。ビスクドールもしくはポーセリンドールなどと呼ばれる18世紀末から19世紀の陶器製の人形です。

とは言え私がコレクション出来るのはせいぜい数万円単位のドイツ製の比較的今でも手に入りやすく、オークションサイトで見つけた掘出し物のドールさん達です。

鑑定団に出てくる様なフランス製の有名な子は残念ながらおりません。

でも、とても器量好しの可愛いお人形さんだと思っていて、たいせつにしています。

いつかお金を貯めてフランス19世紀ビスクドールの最高傑作とされるブリューのお嬢様方をコレクションに加えたいと思うのが、アンティークビスクドールコレクター達の夢なのですが・・・宝くじで高額当選でもしないかぎり無理です!そのぐらい高価お人形なのです。

なので、レプリカドール、リプロドールとも言われるお人形が1970年代〜80年代ころ流行りました。勿論今でも素晴らしい作家さん達がリプロドールを手掛けて居て、そちらを主にコレクションしているコレクターさんもいらっしゃいます。

うちにも1980年頃の日本のレプリカドール専門のメイカー製ドールで19世紀フランスのビスクドールのレプリカとされる子達が数名います。

ジュモー、ブリュー、H(アッシュ)、と言った本物のアンティークだったら大変にお高い値が付くドールのレプリカです。

今ヤフオクでこの80年代日本メーカー製レプリカドールも1万円〜3万円台のお値段が付きます。


当時六万円~十数万円程だったと思います。もちろん子供の私が買えるはずもなく、母親がハマり分割でレプリカドールをコレクションして居たと言うわけです。そして私も大好きになり、ネット時代になった今だからこそ、ネットオークションで掘出し物をゲット出来る様になり、オークションサイトでコレクションする事にハマったと言うわけです。

しかし、この100年以上美しいく輝くガラスの瞳を持ちキメ細やかな陶器の肌をした19世紀ロマン芸術の一つでもある人形達を次に引き継ぐ責任を考えると、粗末にならない様に接しなければと真面目に思います。

実際、陶器製の美しいお顔はぞんざいに扱うと割れてしまうおそれもあります。

そして20世紀ヨーロッパの2度の世界大戦の戦火を奇跡的にくぐり抜けて来た歴史を持っている人形達でもあり、そういった経緯からもビスクドールは価値をもつとされています。

私も、しかるべき時期が来たら、次の世代の人で、アンティーク・ビスクドールの良き理解者の方にお引継ぎ頂けたらと思っています。

それまでの間は大切に、人形たちが過ごしてきた19世紀ベル・エポックなヨーロッパを妄想しつつドール様方を眺めて過ごそうかなと思います。



ドール, 昭和

Posted by tukiko